症例紹介
右肩関節の疼痛および外転時の可動域制限
2023.02.08 UPDATE
著者 :足立勲
keyword:肩関節、外転可動域制限
(症例紹介) 31歳、女性
(主症状)右肩関節の疼痛および外転時の可動域制限
(評価) 右肩関節外転時の可動域制限(+)、右肩関節~上腕部の疼痛および著明な圧痛(+)、痺れ(-)、右肩関節内旋時の可動域制限(+)、前方挙上可、右肩関節外転時の肩甲骨の上方回旋動作に制限あり。
(治療)伏臥位 10分
伏臥位にて右側の脊柱起立筋、菱形筋、肩甲挙筋を重点的に治療。本人が痛みを訴えている右肩部は圧痛著明のため施術行わず。
(結果考察)
右肩甲骨の上方回旋がスムーズに動く様になった。右肩関節可動域90°→135°に改善。
痛みの局所である肩部が圧痛著明のため施術できなかったが、肩甲骨周囲の筋肉へ施術する事により肩甲骨の動きが改善し症状改善に繋がったと考えられる。